最近、なんだか身体が重たいな…と感じることはありませんか?
たとえば、友だちと話すのが疲れたり、「どうせ私なんて…」などと自分に自信が持てなくなったりすることは誰にでもあります。
それはきっと、あなたの心が少しだけ疲れて、閉じてしまっているサインかもしれません。
でも、安心してください。
心は、『たった一つの“好き』を見つけることで、またふんわりと開いていくからです。
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心が閉じていると陥りやすい状態
心が閉じてしまうと
- なんだか元気が出ない
- 「どうせうまくいかないから」と、始める前から諦めてしまう
- 周りの人に優しくする余裕がなくなる
- 自分のことがあまり好きになれない
といった状態に陥りやすくなります。
あなたの中に元々ある「あたたかい気持ち」や「前向きな気持ち」に気づきにくくなってしまうんです。
心の聖火台に再び火を灯す方法
今から2500年くらい前に生きていたブッダ(お釈迦さま)は、こんな大切な言葉を残しています。
「私たちの人生は、心でつくられている。心がきれいであれば、言葉も行動もきれいになる。」
これは、あなたの「心の状態」が、目の前の世界にそのまま現れてくる、という意味です。
つまり、あなたがどんなことを感じるか、どんなことを考えるかで、あなたの周りの世界も変わっていくということ。
だからこそ、心を開けば、あなたの人生そのものが変化していくのです。
まずあなたがやるべきことは「心が開いた状態」を認識すること
では、「心を開く」とは、具体的にどういう状態なのか?
難しく考えなくてOKです。
それは、とてもシンプルです。
①自分の本当の気持ちに正直になる
悲しい、嬉しい、寂しい、楽しい…どんな感情も、ちゃんと自分で感じてあげることです。とにかく、肯定してあげることがコツです。
②自分の気持ちと向き合う時間を持つこと
誰かに話さなくても、ノートに今の気持ちを書き出してみたり、一人で静かに今日の出来事を振り返ってみたりする時間です。
自分の心の中で、感情を整理してあげるイメージです。
③自分を大切にすること
無理をしないで、自分が心地いいと感じることを選んであげることです。
心が閉じているときは、自分の感情を無理に抑えつけたり、周りの人の目を気にしすぎたり、「私が悪いんだ」って自分を責めすぎたりすることがありますよ。
ですので、「心を開く」というのは、ありのままのあなたを、まずは自分がやさしく見つめてあげることが重要なんです。
心を開く方法7選
心をひらくには、「好きだな」「心地いいな」と感じることに触れるのが一番の近道です。
例えば、こんなことから始めてみるといいです。
- ①ペットとふれあう:もしペットを飼っていたら、ぎゅっと抱きしめたり、一緒に遊んだりする時間を作りましょう。動物の動画を見るだけでも心が和みます。
- ②お気に入りのおやつをゆっくり味わう:コンビニスイーツでも、手作りのお菓子でも、自分が「これ好き」って思うものを、味わって食べてみましょう。
- ③自然の中をさんぽする:近所の公園でもいいし、ちょっとした森でもOK。木々の緑を見たり、風の音を聞いたりするだけでも、心が落ち着きます。
- ④好きな音楽を聞く:気分が上がる曲でも、リラックスできる曲でも、自分が「これだ!」と思う音楽をイヤホンでじっくり聞いてみましょう。
- ⑤布団にくるまってリラックス:休みの日に、あったかいお布団にもぐりこんで、だらだら過ごす時間も大切です。
- ⑥好きな香りを楽しむ:アロマオイルを焚いたり、お花を飾ったり、いい香りのハンドクリームを使ったり。香りは心に直接届きます。
- ⑦こころがあたたかくなる本や言葉にふれる:感動する漫画でも、やさしい言葉がたくさん詰まった詩集でも、心がじんわりと温かくなるものを選んでみましょう。
あなたが「気持ちいいな」「好きだな」と思えるものは、全部、心を開けるきっかけになります。
大きなことじゃなくていいんです。
小さな「好き」をたくさん味合わせてあげましょう。
あなたの「好き」は、心の扉を開けるカギ
ブッダはこんなことも言っています。
「この世で最も大切なのは、人に愛を与えることである。」
人に優しくしたり、愛を与えたりするためには、まず自分自身が愛で満たされていることが大切です。
なぜなら、自分に余裕がないと、本当の意味で人に優しくすることはできないからです。
人はそこまで完璧にできていません。
そのためにまずは、あなたの「好き」を大切にして、自分を喜ばせてあげてください。
- 好きな人
- 好きな音楽
- 好きな空
- 好きな香り
- 好きな言葉
あなたの周りを、あなたの「好き」でいっぱいにしてみるんです。
そうすることで、心は自然に、ゆっくりと開いていきます。
心が開く=人生が開く
どんなに心がふさがっていても、「好き」が、あなたのハートをそっと温めてくれます。
心を開くことは、特別なことではありません。
「今日も一日、よくがんばってるね」と、自分に声をかけるだけでもいいんです。
あなたの笑顔は、世界にとってとても大切なものです。
だからこそ、まずはあなたが自分自身に優しくなってください。
このブログが、あなたの心にあたたかな光を届けられたなら、とても嬉しいです。
あなたの心がやさしく開いていきますよう、心からお祈りしています。